第2回 ビジネスにおけるインスタグラムの重要性

前回、インスタグラムって?何ができるのという基本知識をご紹介しました。2回目の今回はビジネスツールとしてインスタグラムはどのように使用できるのでしょうかを簡単にご紹介したいと思います。

ビジネスツールとしてのインスタグラム

ここでも大きく4つのビジネス機能に注目したいと思います。

ハッシュタグを用いて世界中のユーザーに対してブランドの認知度向上や購買訴求の為、投稿を通じて消費者に商品やサービスをビジュアルで訴えたマーケティング

投稿画像全体を通じて、ブランドや企業イメージの構築

画像やアカウントを通じて、オフィシャルウェブサイトや購入ページへの誘導

広告掲載

 
大手ファッションブランドや小売店の撮影のバックシーンや会社のスタッフの顔が見えるポスト。

大手ファッションブランドや小売店の撮影のバックシーンや会社のスタッフの顔が見えるポスト。

 

、②、③に関しては、通常のアカウントを通じて行うこともできる戦略ですが、④に関してはビジネスアカウントの作成が必要になります。しかし、今後インスタグラムをビジネスツールとして使用していく上では欠かせない機能になるかと思います。

実はインスタグラムが広告ビジネスに参入したのはからわずか1年前。しかしながら、親会社であるFacebook社が構築してきた、細かなターゲット設定が可能な低予算でも行える運用型広告を採用しており、広告ビジネスにおいて猛烈なスピードでその存在力が注目されています。アメリカの調査企業eMarketerでは、インスタグラムが今年364,000万ドル(約4,200億円)の広告売上をもたらすと予想しており、影響力の高さが伺えます。

インスタグラムの広告は掲載タイプは幾つかパターンがありますが、基本的にはユーザーのフィード(フォローしているユーザーの投稿が流れるページ)にユーザーの投稿に混ざって広告を流れるようになっています。そのスタイルからユーザーへの接触度は高く、ターゲットとしたユーザーの興味を引くビジュアル使用することで、リーチ率の高い広告手段となっています。

その為、他のフィードと一緒に流れてきてもおかしくない、むしろ目に留めてしまうようなビジュアル的にも質の高い広告画像・動画を使用することがキーポイントと言えるでしょう。

 
広告投稿は左上に“Sponsored”の表記が入る。Learn Moreで自社HPへ、Shop Nowでオンラインストアへ、Sign Upでメールマガジンの登録へ誘導できたりと様々な設定が可能。

広告投稿は左上に“Sponsored”の表記が入る。Learn Moreで自社HPへ、Shop Nowでオンラインストアへ、Sign Upでメールマガジンの登録へ誘導できたりと様々な設定が可能。

 

また、前述したストーリー機能にも、新たにフルスクリーン広告が導入されることが先日発表され、現在30社以上のグローバル企業の広告のテスト配信が開始し、ロレアルやナイキ、コカ・コーラやネットフリックス、バズフィードらの企業が参加しています。

インスタグラムの直近の発表では、ストーリーで最も見られているコンテンツの3分の1は企業アカウントが作成したもので、全インスタグラム利用者の4分の3近くが企業アカウントのフォローを行なっており、投稿されたストーリーの5本に1本に対し、ユーザーからダイレクトメッセージが送られているとのデータもあると報告しています。また、英国のファッションブランド、マルベリーによるとストーリーへの投稿は、自社サイトへユーザーを呼び込む非常に強力な手段だと伝えており、同社によるとストーリーに添付したリンクは他のSNS投稿に比べ、約5倍の誘導効果があると述べています。

企業にとって、消費者が製品に抱く親密度をあげることが販売促進をする上で重要とされている近年。細かく設定したターゲットへの広告掲載、そしてブランディングを意識した日々の投稿、この2つをうまく駆使しビジネスツールとしてインスタグラムを上手く利用することが求められているように思います。

その為にもまず課題となるのが、商品の良さやブランドイメージが伝わる画像や動画の準備。エージェントとしてアメリカ市場を意識した、訴求度の高いビジュアルイメージの提案を行えるよう日々調査を行っています。

高松