パントーン社2017年新色の紹介

アメリカではトランプ大統領が先週金曜日の大統領令で、シリアなど中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止したことを受けて、全米で大きな波紋を広げています。全米10か所以上のメジャーな空港だけでなく、ニューヨークのブライアントパークなど、著名なランドマークでも大規模なデモも行われています。移民の国、アメリカの誇りを賭けた大規模な抗議活動が各地で開催されていると言えます。様々な都市及びワシントンDCの司法長官が共同で同大統領令を違憲とする抗議文を提出するなど、この波紋はさらに広がる様子を見せていて、目が離せません。

さて、今回はパントーン社(Pantone)が発表している2017年の新色の紹介です。パントーン社とはニュージャージー州に本社がある色見本帳の販売や色に関わるさまざまなサービスを提供している会社で、Webデザイン、プロダクトデザイン、ファッションデザインなどなど、多くの業界に多大な影響を与え続けています。そのパントーン社は毎年「今年の色(Color of the year)」を発表しており、この色を上手に取り入れることで「今年っぽさ」を演出できます。

 
2017年の新色「Greenery(グリーナリー)」

2017年の新色「Greenery(グリーナリー)」

 

アメリカ人と日本人の色の感覚にはかなりの違いがあり、日本の商品をアメリカで販売する上で、真っ先に行うのは「商品の色」「パッケージの色」の変更です。色が与えるインパクトは非常に大きく、売り上げを左右する重要な要素となってくるため、慎重に色の選択をする必要があります。日用品の色のトレンドは、ファッション業界から1,2年ほど遅れると言われますが、それでも今年のパントンカラーのチェックは欠かせません。

パントーン社が発表した2017年のパントーンカラーは「Greenery(グリーナリー)」です。すっかり定着したエコ・ナチュラル・トレンドで、いたるところで緑色が使われることが多かったので、そろそろ消費者は緑に飽きてきている、と言われている中での今年の色の選択はかなり意外です。ナチュラル感を意識した、さわやかな黄緑色といったところです。

パントーン社の今年の色は、人気の色として、どこでも見かけるような色に成長することがある一方、過去には全くはやらなかった色もあります。さて、このGreeneryはどうでしょうか?注目したいところです。

松浦