勢いが止まらないAmazon、話題の新サービス

消費者が小売店舗でのショッピングから、オンライン・ショッピングに移行している中で、大手小売店が次々に店舗の縮小を発表しています。創業114年の老舗チェーン店のJ.C. Pennyは、今年6月までには140店舗(およそ1,000店舗を展開中)の閉店することを発表しています。更に、これまた創業158年を誇る百貨店の老舗店であるMacy’sも、同じく6月までには100店舗(およそ700店舗を展開中)の閉店を発表しています。小売店ジャイアントのWalmartは、2016年には勢いがあったjet.comというオンラインショップを買収し、ファッション系オンライン・ショップの買収を狙っていると報道されたばかりです。

どの小売店も実店舗の縮小とオンライン・ショップの拡大を図っている中で、唯一、実店舗の展開を積極的に行っているお店があります。その小売店は「アマゾン」です。

地元シアトルでテスト店を展開しているアマゾンですが、ここ最近のシアトルではアマゾンのTreasure Truck(トレジャー・トラック)なるものが走り出しているそうです。ファンキーな見た目のこのトラックは、その日限定のセール品を乗せて走っているそうです。
 

 
 

例えば、アラスカ産タラのフィレが17ドル、16オンスのプライム・リブが2つで40ドルなど、生鮮食品が中心です。そして、アマゾンのアプリケーションを開くと、このトラックがどこを走っているかが一目瞭然です。

アマゾンは2015年にはシアトルのショッピングモールには本屋を開設し、最近はAmazon Goという、レジに並ばなくてよいハイテク・コンビニを2店舗展開しています。また、このコンビニでは、Amazon Freshというオンラインのスーパーマーケットで購入した商品をドライブスルーでピックアップすることもできます。
 

 
 

アマゾンの本屋は既に全米で5店舗の展開を始めています。このAmazon Goがテスト店舗で成功のフォーマットが完成すれば、あっという間に全米に広がっていく日が来るのではないでしょうか。

そんなアマゾンを目の敵にしているのが、冒頭で小売店舗の縮小を行っているMacy’sや、J.C. Pennyであり、その他の大手小売りチェーン店です。私たちにとっては、そういった小売チェーン店もお客様、アマゾンもお客様です。バランスよくお付き合いをしていきたいものです。

松浦