Bed Bath and Beyond(ベッド・バス・アンド・ビヨンド)の現状

北米及びメキシコに1,550店舗を構える日用品・キッチン用品の大手チェーン店であるBed Bath and Beyond(以下BBB)は、アメリカ人消費者の間では認知度が高く販売力もあり、私たちの間では「ぜひ取引をしたい小売店」のトップリストに入ってきていた存在です。BBBに行くと、欲しい日用品が一通りそろうので、かつては「引っ越しをしたらBBBに行ってお買い物」というような位置づけでした。

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ところが、昨年あたりから、オンラインショップの出遅れが報じられ、売上の鈍化が指摘されていましたが、今年に入ってかなり業績不振の様子です。今年5月には4名のボードメンバーの入れ替えを発表、7月には本社社員の7%を解雇していましたが、今月に入って傘下にあるいくつかの小売店ブランドの切り売りが発表されました。ゴールドマンサックスが、その手伝いをするようです。

2015年から2016年にかけて、Of a KindやOne Kings Lane、Peronalization,comなどのオンラインショップを積極的に買収をしてきていましたが、ここにきてその見直しをするようです。現在のポートフォリオのリビューを行った後に、その後の動向を決定するそうです。

(以下、現在BBBのファミリー)

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アマゾンの台頭はもちろんのこと、Target(ターゲット)やWalmart(ウォルマート)は独自の販売路線を打ち出し、がっちりとオンラインショップを強化してきているので、そういった競合他社と比べて、消費者にとって魅力が無い小売店になってきているようです。BBBが一時期売り出し中だったBeyond+(ビヨンド・プラス)をいうプログラム(年間29ドルを支払って、送料無料+20%引きになる)も、不振が伝えられています。

現在はInterim CEO(一時的なCEO)として、Mary Winston(ウィンストン・メリー氏)が今年5月から着任していますが、早急に長期的なCEOを決定し、大きな変革が起きることを期待したいところです。

参考記事:

https://www.homeworldbusiness.com/report-bed-bath-beyond-hires-goldman-sachs-to-facilitate-asset-sales/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&oly_enc_id=0806C7406578J6U

https://www.homeworldbusiness.com/bed-bath-beyond-names-four-new-board-members/

https://www.homeworldbusiness.com/bed-bath-beyond-cuts-corporate-staffing-levels-by-7/