D2Cブランドの先駆け マットレス専門店のキャスパー

マットレスを専門に販売するオンラインショップのキャスパー は、ニューヨークに本社があり2014年に設立されたばかりの会社です。

 
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D2C(ダイレクト・トゥー・コンスーマー)の走りでもあり、設立当初には185万ドルのベンチャーキャピタル資金を確保。ソーシャルメディアを駆使した宣伝に長けていて、マットレスの販売を始めて最初の1カ月で100万ドル相当の製品を販売した快挙を成し遂げています。今年に入って1億ドルの資金も集めていて、投資家は俳優のレオナルド・ディカプリオやアシュトン・カッチャー、ファッションデザイナーのスティーブン・アレンなどの名前が挙げられ、ターゲットなどの大手小売店も含まれます。

今までのマットレスと言えば、とにかくたくさんのブランドと、あらゆる種類のマットレスがあって、その違いが分かりづらいだけでなく、これまでの典型的なマットレス専門店、コミッションで働いている店員はかなり押しが強く、交渉次第で簡単に値段が下がり、価格付けも不透明でした。そこに目を付けたのがキャスパーで、分かり易くシンプルなラインナップ、明確な説明、オンライン販売のため、100日間お試し期間があり、無料で返品ができるシステムを作り上げました。

とにかく寝心地が良いと評判で、最も人気でベーシックなタイプのマットレスは、16,000件の評価がついていて、ほとんどが5つ星、たまに4つ星がついているという高評価です。

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我が家のマットレスもそろそろ寿命なので、人気のキャスパーを購入してみようかと思いますが、一番安いキングサイズのマットレスで1,500ドルと、かなり高額です。そこで、実際に寝心地を試してみたいなと思ったところ、我が家から車で30分ほどのところに、ショールームができていました。週末には人があふれる人気のショッピングモールの中に入っています。そこで先週末に行ってきてみました。

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店内に入ると、一人に一つ枕が渡され、それぞれ違った種類のマットレスが置いてある部屋の中に入って自由に寝転がることができます。今までのマットレス専門店とは全く違い、居心地の良い空間に仕上げられています。各部屋はカーテンが閉められるようになっていて、心おきなくマットレスを試してみることができます。店員は6名ほどで、とても親切です。とはいえ、誰に聞いてもまったく同じ商品説明で、いまいち説得力がなく、少し素人っぽい感じでした。新しいお店だから仕方ないのかもしれませんが、カスタマーサービスはこれからといったところでしょうか。

確かにマットレスの寝心地は抜群によく、良さそうな気もしますが、実際に一晩寝てみないことには何とも言えない気がします。これだけ評判が良いマットレスですが、その秘訣は少々謎のままです。

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Casperの後を追うように、新しいブランドが出てきていますし、家具のオンラインショップとして力をつけてきているWayfairも、独自のマットレスブランドの展開を始めています。もう少しリサーチをした上で、最終的に購入するマットレスを決める予定です。

松浦