Walmart、オンラインペットファーマシーをオープン

Walmartが店舗内にペットクリニックを展開、そしてオンラインでのペットファーマシー(ペット向け薬局)をローンチさせました。

すでに21の店舗内でペットクリニックをスタートさえており、この先1年間でその数100店舗にまで拡大することが発表されており、ペット業界大手PetsmartやPetcoにとっては大きな脅威となります。

また、オンラインでのペットファーマシーWalmartPetRX.comをローンチもさせ、PetSmartのイーコマースビジネスChewy.comに対抗する姿勢をとっています。Walmartは300以上のブランドの取り扱いを決めており、犬、猫、馬、家畜向けの低価格処方を提供を実現させています。近年注目度の高いペット業界に、大々的に投資を行い歩みを進めたと言えるでしょう。

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Walmartの広報担当者によると、過去1年間で自社のウェブサイトで販売されている犬および猫関連のヘルスケア用品の数が約60%増加、米国ではペットにお金をかける消費者が増加しており、ペットに対してより良いケアやオーガニックなど健康的なペットフードが求められている傾向にあると発表しています。また、業界としても規模は年々売上高が急増していおり、アメリカペット製品協会によると、米国において昨年1年間で725億ドルがペット用品の支出として使われており、4年前の600億ドルに対して、大きな伸びを見せています。この増加傾向は今年も衰えることなく、支出は753億ドルを超えると予測されています。

725億ドルの内訳として、2018年に食品に303億ドル、獣医に180億ドル、消耗品および市販薬で1601億ドル、そしてペットの購入費として20億1000万ドル、その他サービスに611億ドルと同協会は発表しています。今年2019年は、食料支出が316億8000万ドルへ、獣医への支出が189億8000万ドル、消耗品や医薬品への支出は164億4,000万ドルに達する見込みとのことです。

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もちろん、他の小売業もペット市場でシェアを拡大する機会を狙っています。

AmazonはWag.comを2011年に買収し自社のペットフードブランド「Wag」を展開中。Targetは、人気の犬用玩具メーカーBarkBoxと提携して、ターゲット店舗とオンラインでお菓子や玩具を強化して販売しています。業界大手、Petcoはニューヨークの旗艦店にキッチンのオープンをする為に“ JustFoodForDogs”と提携し、毎日2,000ポンド以上の新鮮なペットフードを生産し、提供しています。

3月にActusでもPet業界の展示会に出展しましたが、来場者も多く、盛り上がりを見せた展示会でした。業界的に勢いがある中多くの新ブランドや新商品も登場してきているようです。

今年8月には前回出展したGlobal Pet Expoと並ぶ、ペット業界の展示会SuperZooにも出展予定ですので、しかりと商談を決められるように準備していきます。

高松