従来のブランドのD2C戦略への投資

D2Cブランドは今までにない方法によって消費者のニーズを満たしながら、その可能性を広げてきています。デジタルリテーラーに対して行われた調査によると、マーケティング部門が一番力を入れているのが、65%のカスタマーデータプラットフォーム(顧客のデータを継続的に管理するデータベース) 、続いて52%のパーソナライゼーションテクノロジーになっています。

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この流れに打ち勝つため、Tumiを買収したSamsoniteはD2C戦略を取り入れています。Samsoniteのchief digital officerであるCharlie Coleは下記のようにインタビューに答えています。

D2Cにおけるメリットは、純粋な関係を消費者と持てることです。その消費者との関係によって、データ、リアルタイムなフィードバック、そして最も大事な、ブランドに対する信用をもたらしてくれます。他を通して販売すると、データや消費者との関係が希薄になってしまうからです。まずは、今まで満たされてこなかった消費者のニーズを理解することによって、D2Cのモデルを再現しようとしています。消費者との直接的なやり取りと莫大なデータを最大限生かして出された予測データを組み合わせて行っています。私たちは、旅行用品の消費に関するデータは世界一を誇り、そのデータを基に行うマーケティング予想とパーソナリゼーションは最大の武器になると思います。ですが、D2Cブランドと従来のブランドでは、直面する問題も変わってきます。消費者と直接繋がっているD2Cブランドに比べると、消費者へ対しての対応は遅くなってしまいます。

 
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D2C戦略では、ごまかしが効きませんし自由に大きな影響力を与えることの出来るブランドと競争していかなければなりません。そんな世界で勝ち抜くには、目先の成功ではなく、長期間での生き残りをどうしていくかを考えるようにしていかなければいけないかもしれません。